ジュニアスポーツの現場の
“リアル”がここにある!!
カラテ、柔道、レスリング、テコンドー……今、格闘技や武道において
『ジュニア』世代が重要視されています。
スクール情報誌『ケイコとマナブ』(リクルート刊)での「子供にいちばん習わせたい
スポーツは?」という保護者へのアンケートでもっとも多かった答えが「カラテ」
であったり、オリンピック後にキッズレスリングが流行ったり、また極真では世界で
勝てる若者を育てるユースのプロジェクトが大当たりしたり、実際のところ大人の
選手よりもジュニア選手のほうが圧倒的に多いのが現状で、道場の中にはジュニア
だけで成り立っている道場も数多く存在します。価値観の相対化が激しくなり、
治安が悪くなり、物騒な世の中になってきているだけに、「強く生きる」潜在的な
ニーズがたくさんあるのでしょう。格闘技・武道界は今、まさに空前の『ジュニアブーム』 であると言えます。
しかし、そのような時代背景がありながら、ジュニアを対象とした格闘技の書籍が
ほとんどなかったため、格闘技専門のスポーツドクターである二重作拓也氏を著者に お招きして、格闘技医学の数ある切り口の中から、ジュニア格闘技・武道を主なテーマ とした書籍を刊行することになりました。
本書は、各年代に最適なトレーニングを紹介し、子供の成長に合わせて無理なく、
ケガなく鍛えられるように構成。また、脳震盪(のうしんとう)や心臓震盪(しんぞうしんとう) など、試合や練習において起こりうる危険に対しての対処法、予防についての内容も充実。 まさに、ドクターだからこそ書けた一冊です。
【ISBNコード】978-4-8094-1077-2
【著者】二重作拓也(格闘技ドクター)/著
【価格】本体価格1429円+税
【発売】2012年12月初旬
【仕様】A5判/184頁
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